「認知症について認知症の人から学ぼう!」 ご報告 ♬

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3月3日(土)市民公開講座を開催しました

春の訪れを感じられる暖かく気持ちのいい日、大勢のスタッフが力を合わせて市民公開講座を開催しました。当日は天候にも恵まれ485名の参加がありました。

  • 「認知症Stadium.」の認知症動画ライブラリーで紹介されます。(公開日は未定)
    リンク先  http://dementia.or.jp/library/
  • グラフィック・レコードたちばないさぎ氏による 市民公開講座マンガ  ⇐クリック
  • 当日参加して下さった葉山つながりprojectはっぷさんのフェイスブックより、素敵な一文を引用させていただきます。

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「認知症について認知症の人から学ぼう!」市民講座
はっぷも参加してきました^ ^

“葡萄に種子があるように
私の胸に悲しみがある

青い葡萄が酒に成るように
私の胸の悲しみよ 喜びに成れ“

高見順さんの詩を引用して
「わたしも認知症になっても
香り豊かなワインになれる」

そんな認知症の方の決意宣言でスタートしたシンポジウム。

まさにはっぷが目指してきた
地域の在り方が
医師やデイサービス経営者、認知症を取材するテレビディレクター、
そして認知症当事者と家族、友人、
様々な立場の方によって語られ、
誰もが当事者として

ごく自然体で
自分の感性でアクションを起こしている姿にエールをいただきました。

介護が変わる、死生観が変わる、
そんな時代の転換していくパワーを感じた日でした^ ^

逗子市在住の近藤英男さんが57才のときに若年性アルツハイマー型認知症の
診断を受け、

「何か役立てないだろうか?」
と逗子市役所の老人介護課の窓口を訪ねたことが全てのはじまりでした。

近藤さんの生き生きとした様子に、
とても認知症当事者とは思えなかったと、市職員の女性は振り返ります。
「認知症の方が何か出来ることはないか?と訪ねて来られたのは初めてのことで戸惑った。でも、あの時、近藤さんが市役所に来て下さらなかったら今日はなかった。」

地域福祉や介護に関わる様々な立場の想いを等しくする仲間が繋がって、
今日に至ったすべての始まりは、
一人の認知症の方が起こしたアクションだったのです。
それを受けた認知症専門医の千場純氏の言葉が今日を象徴するものでした。

「認知症の方、寝たきりの方の存在によって気づかされるものがある。その存在そのものに役割がある。」

近藤さんが伝えたいことはシンプル。

「認知症になっても楽しく愉快に暮らせるよ」
近藤さんはこれまで通り、50年来の付き合いの地元仲間と集い、
週に4日保育園と一体型のデイサービスで
子どもたちと体当たりで遊んだり
得意のギターを弾いて喜ばれているそう。近藤さん自身も本当に幸せそう。
昨今、メディアの影響か、
若い人ほど認知症を恐れる傾向があるそう。
認知症になったら本当にこの世の終わりなの??

世の中には「認知症になったら終わり」という情報が溢れている。
もしも認知症と診断されたばかりの人がそれらを目にしたら、どんな気持ちになるだろう??
そんな想像力すら
失ってしまっている世の中。

認知症当事者の生の声も紹介されました。

「先生、家族ではなく私の顔を見て話してください」

「認知症という病名で偏見を持たれるのが辛い」

「認知症になっても大丈夫という情報が欲しかった」
認知症を予防する手だては数多紹介されているけれど、
そのどれもが絶対的ではありません。

認知症になることが避けられないのであれば、認知症患者の”ありのまま”を知って、「認知症になっても大丈夫」といえる社会を、
そろそろ地域が一緒になって作っていくときじゃないか???
これこそがシンポジウムのテーマです。
認知症のありのままを理解するには、
その辛さを理解することから。
心身の不具合がでる辛さ、
今まで出来ていたことが次々と出来なくなってしまう辛さ、
そこから生じる焦りや怒り、不安、戸惑い、孤独・・・・。

その結果の徘徊や暴力は問題行動などではなく、ごく自然な感情の表出、
表現でしかない。

そんな風に感じられる全うな感覚、
感性を私たちは思い出さなくちゃならない。

そして、そんな感性を内包する地域は、きっと誰にとっても優しい地域のはず
です。

子どもにとっても、
すべての多様な一人ひとりにとっても。

そう、そんな想いからはっぷのメンバーたちも活動してきました。

育児世代や現役介護中のメンバーたち誰もが、どの子どもも命を輝かせて欲しいと願うように、
幾つになってもどの命も輝いて欲しいし、笑っていて欲しい。
そんな当たり前のために
活動してきました。

空のした土に触れ四季の移ろいに
身を委ね、愉しみ、味わいながら
自分も自然の一部であることを感じる…そんな感性を耕し耕される活動でありたいと思います

三浦半島の仲間たちの心強いムーブメントにエールをいただき、いっそう
楽しんでいきたいです!

リンク先:   葉山つながりproject はっぷ
https://www.facebook.com/ConnecthayamaProject/